フランス人インフルエンサーが富士吉田の魅力を世界へ発信《第2話》-観光・歴史・文化PR編-

文化・観光・食

フランス人インフルエンサーが富士吉田の魅力を世界へ発信《第2話》-観光・歴史・文化PR編-

山梨県

富士吉田市は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会におけるフランス共和国のホストタウンとして、人的・経済的・文化的な相互交流等を実施しております。
そのホストタウン交流事業の一環として、フランス人のユーチューバーであるギヨーム・ジャマル氏が、観光、歴史・文化、地場産業、教育等さまざまな分野における魅力を発信するために訪れ、市内各所を巡り取材をしていただきました。第1話では、地元の中学校・高校の生徒との交流についてお伝えしましたが、第2話では、観光や歴史・文化をフランスに発信するため市内各所を散策していただきました。 


 
【新倉山浅間公園を散策】


【金鳥居・御師の街並みを散策】

富士吉田市の観光名所を巡り、新倉山浅間公園や北口本宮冨士浅間神社、御師の住宅などを訪れました。春の季節に新倉山浅間公園から見える桜は、フランス国内でも非常に有名で、フランス人が「JAPAN」で最初に思い描くイメージが、本市から眺める「富士山」、「桜」、「五重塔」であり、日本を代表する景色の一つにもなっているそうです。夜は、地域活性化に取り組んでいる「新世界乾杯通り」周辺を散策し、ライトアップされた街並みの中、気に入ったお店に入り食事を楽しむなどしました。また別日には、フランス人は自然を好む人が多いことから、杓子山の登山や、明見湖公園や城山東農村公園も散策しました。取材当日は、天候にも恵まれ富士山がよく眺められたことから、富士山の麓である本市の魅力を存分に堪能していただきました。


【杓子山の山頂から望む富士山と市街地】

【明見湖公園のアジサイを撮影】


地場産品の取材では、織物工場見学や染物体験を行いました。光織物有限会社では、御朱印帳づくりを体験し、何十種類もある生地の中からカバーとなる好きな生地選び、御朱印帳を製作する作業を体験しました。また、丸幸産業株式会社では、タイダイ染めを体験として染料をつけて乾燥させる工程を体験してオリジナル製品を製作しました。多くのフランス人にとっては、言葉が通じなくても、身振り手振りでコミュニケーションとりながら、その地域ならではの経験ができることは非常に価値があるものだそうです。

【工場見学】

【タイダイ染め物体験】

 滞在を終えたギヨーム氏は本市の印象を、「フランス人にも有名な、新倉山浅間公園からの富士山の眺望以外にも、多くの街の魅力があると思う。フランス人は、自然や歴史、文化などが好きなので、そのことを、フランス人に発信していきたい。」と語ってくれました。私たちの何気ない日常も、フランス人にとっては、好奇心をかき立てるものであり、訪れる観光客は、自身の国の価値観や文化と異なる文化に興味を持ち、旅先でしかできない出会いに期待を膨らませていることを感じました。

 本大会は新型コロナウイルス感染症の影響から1年延期が決定しましたが、2021年に大会が開催された際には、東京だけではなく、本市にも多くの大会関係者やインバウンド観光客が訪れることが予想されます。
ホストタウン交流における取り組みが一過性なもので終わることなく、今後も交流をする機会が継続し、お互いの文化を理解し尊重し合うことで、国際交流を一層活発なものとしてレガシーとして引き継がれていくことを大いに期待しています。

[最終話-動画配信開始編-に続きます]
[第1話 -住民交流編-はこちら]

富士吉田市企画部企画課国際スポーツ大会キャンプ地誘致推進室
TEL: 0555-22-1353
Email: s_camp@city.fujiyoshida.lg.jp
(お問合せは日本語でお願いします)

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