フランス共和国『ポール・エリュアール高校』日本研修プログラム受入れ事業を実施しました

交流

フランス共和国『ポール・エリュアール高校』日本研修プログラム受入れ事業を実施しました

山梨県

富士吉田市は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会におけるフランス共和国を交流の相手国・地域とするホストタウンになっており、フランスとの人的・経済的・文化的な相互交流や日本人オリンピアンなどとの交流を図り、地域の活性化と観光振興などを推進するため、ホストタウン交流計画に基づき、地域一体で各種交流事業を積極的に展開しています。
こうした中、フランス パリ北部のサン・ドニ地区にある『ポール・エリュアール高校』の生徒が海外での体験を有益なものとし、地元の富士北稜高校との交流を図ることで、お互いの文化を経験する機会を創出するため「フランス共和国ポール・エリュアール高校日本研修プログラム」において、同校の生徒を受入れました。

本研修プログラムは、ポール・エリュアール高校のあるパリ北部のサン・ドニ地区が、旧植民地からの移民が多く住む地域であることから、課題のある地域に居住する移民系の高校生が、夢を持って将来を生きていけるよう海外での有益な体験の機会を提供して欲しいと、サン・ドニ地区にある企業からの寄付などによって実施された事業です。富士吉田市は、ホストタウン交流事業の一環として、研修プログラムの受入れを行い、富士北稜高校の生徒たちも、この日の歓迎のために授業の時間を割いて「おもてなし」をする為に何ができるかを真剣に考えて準備を進め、万全な体制で受入れを行ってくれました。

フランスの生徒たちが富士吉田市に到着すると、世界的にも知名度が高い新倉山浅間公園に行き、富士北稜高校の生徒の案内で公園内を散策しました。当日は、天気にも恵まれ富士山をよく眺めることができ、桜の季節ということもあり、日本らしい風景を感じながら散策することができました。その後、高校に移動し、同校の吹奏楽部の歓迎演奏を受けた後、一緒に折り紙を行うなどのレクリエーションを行いました。
昼食には、富士北稜高校の生徒たちが、名物「吉田のうどん」を作ってふるまったり、「流しそうめん」を行うなどしてコミュニケーションをとりました。昼食後には、各グループに分かれ、日本の部活動を見学し、茶道や書道、弓道などを体験しました。
限られた時間でしたが、日本とフランスの生徒たちが、言葉の壁を越え、一生懸命に意思疎通を図る機会を設けられたことは、お互いにとってかけがえのない経験となったと思います。

最後のお別れのセレモニーでは、お互いに写真撮影をしたり、連絡先を交換するなど、名残惜しい様子が感じられましたが、生徒を乗せたバスは、窓から手を振りながら本市を後にしました。   

日 時:2019年4月20日(土)
場 所:新倉山浅間公園 ・ 山梨県立富士北稜高校
参加者:ジャン=フランソア・サブレ氏(フランス国立科学研究センター名誉研究部長)
    ポール・エリュアール高校 2年生:13名
    ポール・エリュアール高校 教員:4名(ジャン=ピエール・オリエール氏 他)
    フランステレビ局:3名
    富士北稜高校 総合ビジネス系列観光コース 3年生 :22名

【新倉山浅間公園を生徒たちが散策】

【うどん&流しそうめんでおもてなし】 

【日本文化を通じた生徒たち同士の交流】

【お別れの際のお見送り】

【お問い合わせ】
富士吉田市企画部企画課国際スポーツ大会キャンプ地誘致推進室
TEL: 0555-22-1353
Email: s_camp@city.fujiyoshida.lg.jp
(お問合せは日本語でお願いします)

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