金属洋食器 五輪選手村に正式採用 燕市発表「高品質を世界へ発信」

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金属洋食器 五輪選手村に正式採用 燕市発表「高品質を世界へ発信」

新潟日報モア
東京五輪・パラリンピックの選手村で使用されることが決まったカトラリーの試作品=30日、燕市

 新潟県燕市の鈴木力市長は30日の定例記者会見で、2020年東京五輪・パラリンピックの選手村の食堂で、燕市産のカトラリー(金属洋食器)が正式採用されたと明らかにした。鈴木市長は「燕市の洋食器の品質の良さが、全世界への発信につながることを期待したい」と述べた。

提供するカトラリーはナイフとフォーク、スプーンの3種で、それぞれ2万6千~3万個を無償貸与する。24時間態勢で1日最大4万5千食を提供するメインダイニングホールなどで使用される見通し。

 提案したデザインでは、カトラリーの柄(え)の表面はトキの羽を、裏面には桜の花びらの模様をあしらい、「Made in TSUBAME」の文字を入れた。柄の曲がり具合はトキのくちばしをイメージしている。

 製造費は2千万円程度と試算している。燕市はクラウドファンディング型のふるさと納税を活用し、費用を全国から募る考えも示した。目標額は約5千万円で、返礼品として選手村に提供する同様のカトラリーを贈るつもりだ。

 燕市や日本金属洋食器工業組合などはカトラリーを選手村で使ってもらおうと、2013年に「つばめ東京オリンピックプロジェクト」を設立し、これまでPR活動を続けてきた。

 鈴木市長は「数年間にわたる提案がようやく実り、非常にうれしい。世界各国のアスリートに洋食器を使っておいしく食事をしてもらい、最高のパフォーマンスをしていただけたらと期待している」と語った。

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この記事は、新潟日報モアに掲載された記事(2019年9月1日)を著作権者の許諾を得て転載したものです。

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